【精神障害・精神疾患】当事者研究会を発足したぞ!
うみうしは以前、自立訓練・生活訓練施設で当事者研究という物をやりました。
うみうしは当事者研究を通じて、精神疾患や依存症の知識を得ることができました。
また自身の過食症に対して自覚するきっかけにもなりました。
なにより、当事者研究は楽しい!
機会があればまたやりたいなあと思っておりました。
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いや、
いつになったらその機会来るねん?
検索しても、地元に当事者研究をやってるグループないし
オンラインでやってるところは開催未定
ええ〜い!無ければ作ってしまえ!
というわけで、うみうしはオンラインで当事者研究会を立ち上げました。
当事者研究って何さ
当事者研究とは、
障害や困難を抱える当事者自身が、その困りごとを持ち寄ってみんなで研究しよう!という取り組みです。
北海道浦河にある「べてるの家」という施設が発祥です。
ソーシャルワーカーの向谷地<むかいやち>さんが始められました。
当事者研究を始めたきっかけ
べてるの家の統合失調症を持ったメンバーが、入院中に寿司やゲームを買うよう親に要求し
要求が通らないと病院の公衆電話を壊す問題行動「爆発」を起こしました。
たびたび問題行動「爆発」を起こすメンバーに対し、
向谷地さんが「爆発」の研究をしないか?と持ちかけたのが始まりです。
どんなことを研究してるの?
先ほどの統合失調症のメンバーが行った当事者研究の中身は、
・自分にとっての「爆発」とはどのようなものか
・どのような経緯で爆発に至るのか
・なぜ爆発するのか
・爆発の処方箋は何か
というものでした。
とはいえ、当事者研究は症状も人それぞれなので
完全に真似をする必要はないと思います。
当事者研究のメリット
【悩み】一人で自分の問題について考えていると、反省しすぎてつらくなってしまう
▶当事者研究をすれば仲間づくりができる
▶みんなで問題を共有すると、問題を外在化できる(外に置いておける)
▶研究しよう!という姿勢になると、それだけで問題解決した気になれる
【悩み】自分だけだと自分一人の考え方、物の見方、知識に偏ってしまいがち
▶他人の見方や生き辛さを知ることで、視野が広がる
【悩み】自分でうまく自分の病気や障害を説明できない
▶自分の言葉で自分の困りごとを説明できるようになる
どんなふうにやっていくの?
・ZOOMというオンライン通話アプリでトークします。
(顔出しなし)
・著書『当事者研究をはじめよう!』についているワークシートを使います。
・Googleのスライド機能をホワイトボードのように使って、トークをメモしていきます。
・1時間かけて一人の話をみんなで掘り下げます。
〇〇さんって、どんな人?からスタートして、今ある困りごと、
過去に困っていたこと、今までの苦労などを聞きます。
・その後、当事者自身が「この内容掘り下げたい!」と決めたテーマに沿って、またみんなで掘り下げたり、データを集めたり、調べたりします。
(本人の希望でどこまで研究するか、自己病名もつけるかどうか決める)
・掘り下げたい内容が見つからなければ、引き続きみんなで深堀りする
参加・発表を聞くには?
当事者会に参加するには、ツイッターアカウントを設立したのでそちらからご連絡ください。(@toujisyadayo)
オンラインでの発表会も今後予定していますので
要チェックです。
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